1.航大(航空大学校)に入るには
航大とは「パイロットの養成機関」(独立行政法人)である。2年間の研修後、パイロットとして国内の航空会社に就職することができる。本校は宮崎だが、帯広分校や仙台分校にも移動して訓練を受ける。
(1)受験資格概要 (平成23年に受験する人を対象とする)
昭和62年4月2日から平成4年4月1日までに出生の者で、次のいずれかに該当する者。
学歴・年齢―大学2年以上に在学し全習得単位数が62単位以上の者。または短大・高等専門学校を卒業した者。専門学校修了者に対する専門士の称号を付与された者
●国籍/不問
●遠距離視/各眼が、裸眼または矯正視力で1.0以上あること。但し、矯正視力の場合は、各レンズの屈折度が-4.5〜+2.0ジオプトリー以内であること。
●色覚/正常なこと
●身長/158cm以上
(注)上記受験資格は平成23年度募集要項に準じた。
(2)試験内容(平成22年実施の内容)
●1次試験/英語(リスニング・筆記)、総合(筆記)、総合適性検査(筆記)
●2次試験/航空身体検査・心理適性検査
●3次試験/面接・操縦適性検査
(注)1次試験は7月末に行われる。試験地は札幌、東京、福岡など7ヶ所から選択できる。約300名前後が2次試験に進む(試験地:東京/9月に行われる)。さらに約100名前後が3次試験に進む。(試験地・宮崎/1月中旬に行われる)。最終的には72名を上限として採用される。最終合格者の発表は1月末。
(注)平成20年以降、過去に第2次試験(身体検査)を受験し不合格となった者は、受験することができなくなった。
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2.自社養成で航空会社に入るには
自社養成とは、定期便を運航する航空会社自らがパイロット要員を募集し、自社でパイロットとして訓練・養成する方法である。合格者は社員として入社するので、訓練中も給料をもらえるという点で、授業料を払う航大と異なる。
(1)受験資格概要
(ANAの場合)
●学歴―4年制大学を卒業または大学院(修士課程)を修了見込み
●身体的条件
(1) 各眼の矯正視力が1.0以上(裸眼視力の条件はない)
(2) 各眼の屈折率が−4.5〜+3.5ジオプトリ内であること(屈折矯正手術、オルソケラトラジー、レーシックを受けていないこと)
●過去に全日本空輸の自社養成パイロットを受験していないこと
●TOEIC600点程度以上の英語力を有すること(証明書の提出はない)
(注)自社養成では受験チャンスが1回だけの会社もある。例えば、ANAは既卒対象の募集をすることがあるが、この場合も、ANAを新卒で受験したことのある人はANAの既卒は受験できない。
(注)自社養成の場合、受験資格や身体条件に各社微妙に違いがあるので、各々の航空会社に直接問い合わせてほしい。
(2)試験内容
(ANAの場合)
●エントリー審査―WEB基礎適性検査、会社説明会、書類選考
●1次試験―集団面接、心理検査T、航空適性検査(初期検査)
●2次試験―航空適性検査(操縦模擬ツール)
●3次試験―個人面接、心理検査U、身体検査T
●4次試験―航空身体検査U
●5次試験―役員面接、英語コミュニケーション能力テスト
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